インド向け円借款貸付契約の調印:インド初の高速鉄道建設を通じ、経済発展に貢献

【SDGsロゴ】働きがいも経済成長も

【SDGsロゴ】産業と技術革新の基盤をつくろう

【SDGsロゴ】1住み続けられるまちづくりを

2022年7月26日

調印式の様子

国際協力機構(JICA)は、7月25日、デリーにて、インド政府との間で、「ムンバイ・アーメダバード間高速鉄道建設事業(第三期)」を対象として1,000億円を限度とする円借款貸付契約(Loan Agreement: L/A)に調印しました。

本事業は、マハラシュトラ州ムンバイとグジャラート州アーメダバードを結ぶ約500kmの区間において、日本の新幹線システムを利用して高速鉄道を建設することにより、高頻度な大量旅客輸送システムの構築を図るものです。当該地域の交通ネットワークの効率化を図り、対象地域の広範な経済発展に寄与するものであり、SDGs(持続可能な開発目標)のゴール8(働きがいも経済成長も)、9(産業と技術革新の基盤をつくろう)、11(住み続けられるまちづくりを)及び13(気候変動に具体的な対策を)に貢献します。

事業の詳細は以下の通りです。

1.借款金額及び条件

案件名 借款金額
(百万円)
金利(%/年) 償還期間
(年)
据置期間
(年)
調達条件
本体 コンサルティング・サービス
ムンバイ・アーメダバード間高速鉄道建設事業(第三期)(Project for Construction of Mumbai – Ahmedabad High Speed Rail (III)) 100,000 0.1 0.1 50 15 タイド

2.事業実施機関
インド高速鉄道公社(National High Speed Rail Corporation Limited)
住所:2nd FLOOR, ASIA BHAWAN, Road NO-205, Dwarka Sector 9, New Delhi, Delhi 110077
TEL: +91-11-2807-0000/01/02/03/04、Fax:+91-11-2807-0150

3.今後の事業実施スケジュール(予定)
(1)事業の完成予定時期:日印政府間で協議中
(2)コンサルティング・サービス(施工監理等)にかかる招請状送付予定時期:雇用済
(3)本体工事にかかる国際競争入札による最初の調達パッケージの入札公示:契約済

4.JICA情報提供窓口:本事業の調達スケジュールに関する情報は、下記窓口にお問合せください。
国際協力機構インド事務所 (JICA India Office)
住所:16th Floor, Hindustan Times Building, K.G.Marg New Delhi, 110001, India
TEL:+91-11-4909-7000、FAX:+91-11-4909-7001/7002/7003/7004