コンゴ民主共和国向け無償資金贈与契約の締結:マタディ港のコンテナターミナル整備を通じ、物流の安定性向上に貢献

【SDGsロゴ】産業と技術革新の基盤をつくろう

2022年7月15日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、7月13日、キンシャサにて、コンゴ民主共和国政府との間で、「マタディ港コンテナターミナル整備計画」を対象として24億8,900万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本案件は、コンゴ民主共和国の国際・国内物流の拠点であるマタディ港のコンテナターミナルにおいて、コンテナヤードの舗装の改良とターミナルオペレーションシステムの導入を行います。これらによって、荷役の安全性及び作業効率の向上を図り、同港のコンテナ取扱容量の強化を通じ、同国の経済開発に寄与するものです。本案件により、同国の物流の安定性向上が期待され、SDGs(持続可能な開発目標)ゴール9(産業と技術革新の基盤構築)に貢献します。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 コンゴ民主共和国
案件名 マタディ港コンテナターミナル整備計画(The Project for Improvement of the Container Terminal of the Port of Matadi)
実施予定期間 29ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 運輸港湾公社
対象地域・施設 中央コンゴ州マタディ市
具体的事業内容(予定) ①施設整備/機材調達
【施設】コンテナヤード(約2.2ha)の舗装改良、雨水排水施設の改良等
【機材】ターミナルオペレーションシステムのアプリケーションソフトウェア、コンピューターハードウェア等

②コンサルティング・サービス
詳細設計、入札補助、施工・調達監理等